- BUSDの特徴と仕組み
- 日本の取引所でBUSDは購入できない
- Ledger Nano S Plusを使ったBUSD購入の具体的な手順
- BUSDのサポート終了予定と今後の対応策
BUSDは2023年12月15日からすべてのサポートが終了します。
この記事は2023年1月20日に公開された内容です。
サポート終了が終了するためBUSDの購入・スワップは見送り、この記事はスワップの参考記事としてご覧下さい。
BUSDはBinance(バイナンス)が発行するステーブルコインで、米ドルに連動するよう裏付け資産を持ち透明性の高い通貨です。
BUSDはパンケーキスワップ(PancakeSwap)などのDeFiで頻繁に使う仮想通貨なので是非おさえておきましょう。
しかし、BUSDは日本の取引所で販売が無いため海外取引所かDEXでスワップする必要があります。
Ledger Nano S Plus(レジャーナノSプラス)はLedger Liveというソフトを使い管理します。
Ledger Liveの機能に「スワップ」機能があり、リップル(XRP)などの送金用通貨をUSDT(テザー)にも交換できます。
Ledger Nano S Plus(レジャーナノSプラス)の使い方はコチラ
それでは日本の取引所からBUSDの買い方の手順を詳しく解説していきます。
BUSDとは?
BUSDはバイナンス(Paxosと提携)が発行しているステーブルコインです。
米ドル価格に連動するように設計され、価格に対する資産の裏付けもしっかり行われています。
裏付け資産の監査をWithumへ依頼し、BUSDと裏付け資産の総額を報告している透明性の高いステーブルコインです。
BUSDへスワップ・購入はしないようにしましょう。
裏付け資産よりもBUSDの発行が多くなると米ドルにペッグ(価格連動)がしなくなるため監査報告はとても大事なものであり裏付けが証明されているのはとても重要です。
ペッグが外れた(米ドルに連動しなくなる)例もあります。
BUSDの特徴
BUSDは日本の仮想通貨取引所で販売していませんが、海外やDeFiで主流の仮想通貨です。
BUSDが使える最も有名なDeFiはパンケーキスワップ(PancakeSwap)でしょう。
BUSDはビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のようなキャピタルゲイン(売却益)は期待できません。
なぜなら、米ドルとペッグ(米ドル価格に固定)するように設計されている通貨だからです。
ステーブルコインは米ドル価格と連動するよう設計された仮想通貨のため、値上がりを期待して保有する目的には適していません。
もし、米ドルの値上がり期待を目的とするのであれば、銀行で外貨買い付けの方がいいでしょう。
なぜステーブルコインが仮想通貨として発行されているのか?
ステーブルコインはお伝えしてきたように、法定通貨や通貨・ゴールドなどの価格に連動するように設計されています。
ステーブルコインは裏付け資産の透明性・健全性が高ければ高いほど、ペッグ(1:1の価格を維持)が外れる可能性は低いことになります。
仮想通貨は全体的に見ても、ボラティリティ(価格変動の幅)が広いことで知られています。
短期・中期保有の人は仮想通貨やその他の経済ニュースでネガティブな報道がされたとき、一時避難先としてステーブルコインに交換することがあります。
また、値上がりによる利益確定時に法定通貨ではなくステーブルコインにすることで次の取引がしやすいというメリットもあります。
対応チェーン
- バイナンススマートチェーン(BSC)
- イーサリアム(Ethereum)
- ポリゴン(Polygon)
- ソラナ(Solana)
- アスター(Astar Network)
- アバランチ C-Chain(Avalanche)
- トロン(Tron)
BUSDの買い方
BUSDは日本の仮想通貨取引所で販売していません。
BUSDへスワップ・購入はしないようにしましょう。
BUSDの買い方
- 国内取引所でリップル(XRP)を買う
- Ledger Nano S Plusへリップル(XRP)を送金
- Ledger Liveでリップル(XRP)をBUSDに交換
Ledger Nano S Plusは仮想通貨を管理・保管するハードウェアウォレットです。
Ledger Nano S PlusはLedger Liveというソフトを使い仮想通貨を管理します。
Ledger Liveに「スワップ」機能があるので今回はスワップ機能を使ってBUSDを買っていきます。
\ Ledger公式サイト /
リップル(XRP)を国内取引所で購入と送金
まずは日本円をリップル(XRP)に交換しておきましょう。
リップル(XRP)の取り扱い取引所は多くあります。
今回は送金目的でリップル(XRP)を用意するので、送金手数料無料の取引所がおすすめです。
リップル(XRP)の買い方と送金方法はコチラを参考にどうぞ。
Ledger LiveでBUSDの買い方手順
リップル(XRP)の送金が終わったらBUSDの買う準備が完了です。
Ledger Liveは送金・受取りだけでなく、「スワップ」機能があるので好きな仮想通貨に交換することができます。
Ledger Nano S Plus(レジャーナノSプラス)をパソコンと接続しておきます。
取引速度はネットワーク手数料に依存するため、多く支払うことで優先されて処理されます。
Ledger Liveのメニューから「スワップ」を選択
- 交換する通貨を検索
- 数量を入力
- 手数料は多い方が早く処理されます。取引で所では「0.15XRP」あたりが使われているようです
入力したら「取引」をクリックします。
初回のみハードウェア側にappのインストールが始まります。
パソコン側(Ledger Live)から本体の操作を求められます。
指示に従いLedger Nano S Plusで取引許可をしましょう。
左右ボタン同時押しで承認
取引内容の確認
右ボタンで取引内容が表示されていきます。
取引内容を確認したら「Accept and send」が表示されるまで進み左右同時押しで決定します。
送信の完了。
スワップが完了するまで待ちましょう。
「履歴」からリップル(XRP)からBUSDにスワップ完了したことが確認できます。
手数料設定は0.00001XRPだと数日~数週間と言われていて、かなり時間がかかることがあるようです。
手数料の設定は必ず確認しましょう。
BUSDのよくある質問
ここではBinance(バイナンス)が発行するステーブルコイン、【BUSD】に関するよくある質問をまとめています。
- BUSDとは何ですか?
-
BUSDとは、Binance(バイナンス)が発行するステーブルコインです。
ステーブルコインは法定通貨や通貨・ゴールドなどにペッグ(価格が連動)されている通貨で、米ドルと同じ価値になるように設計された仮想通貨です。
- 日本の取引所でBUSDは買える?
-
BUSDは日本の仮想通貨取引所で買うことができません。
Binance(バイナンス)が日本へ進出することでBUSDが国内で取り扱いが始まる可能性もありますが、正式なアナウンスは発表されていません。
- BUSDの裏付け資産は何ですか?
-
BUSDの裏付け資産は米ドルと米国債です。
会計事務所Withumへ監査を依頼しており、透明性のあるステーブルコインと言えます。
まとめ
Binance(バイナンス)が発行するBUSDの買い方を解説してきました。
Binance(バイナンス)が日本進出のニュース以後、グローバル版の新規口座開設が出来なくなりました。
Ledger Nano S Plus(レジャーナノSプラス)があれば、ステーブルコインをかんたんに交換し保管することができます。
BUSDの買い方
- リップル(XRP)を買う
- Ledger Nano S Plus(レジャーナノSプラス)へリップル(XRP)を送金
- Ledger Liveでリップル(XRP)をBUSDに交換